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お経の意味がわからなくても写経をするといいです。お経は持つだけで、持経といいますが、ご利益があるんです。下手でも読経するとさらにご利益があります。
写経をするともっとご利益があるそうです。私がこんなに元気でいられるのは摩訶不思議ですが、きっとご利益があるんだと思います。私は仏様に守られているんだと思います。
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病気が治る、お金が儲かる、いい大学に入学するなど現世的なことではなく、持経・読経・写経のどれもが心を落ち着かせ、平常心をよみがえらせ、物事の正しい判断を生むと私は思います。いつでも正しい判断が出来れば、人は困難や苦悩に打ち克つことが出来、ひいては幸福が訪れ、それがご利益になるのではないでしょうか。
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とりわけ写経は本来無心になって自我を滅却するために行う行の一つです。どんな粗末な紙でも、どんな粗筆でも、下手な字でも、一字一字心をこめて自分が書くところに真価があります。
写経をすると心が落ち着きます。ただただ紙に向かって書いているとその内とても気が楽になります。苦しいときは一日に一行でも二行でもいいんです。一遍に全部することはありません。
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私たちの胸の中には無明という暗い闇があります。無明の中には煩悩が数え切れないくらいつまっています。煩悩とは欲望です。その欲望を鎮める一つの手立てが写経です。
悲しいとき、辛いとき、誰かのために祈りたい時、私は写経をおすすめします。 (法話の会・参考『寂聴日めくり』より) |
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